10年ひと昔、65才の我が身には、ささやかな夢があった。それはサンティアゴ巡礼の旅に出ることであった。
サンティアゴ巡礼の紀行文を投稿させて頂いた。そこで、サンティアゴ巡礼の歴史に触れたい。
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマと並ぶキリスト教三大聖地の一つ。サンティアゴに向かう巡礼路は、ピレネーを越えていく「フランス人の道」が最も一般的。ほかにビスケー湾沿いの「北の道」やセビリアからの「銀の道」などがある。
9世紀、キリストの12使徒の一人、聖ヤコブの遺骸が発見されたという伝説から欧州を中心にサンティアゴへの巡礼が広まり、最盛期(11~14世紀)には年間50万人を数えた。イスラム勢力をイベリア半島から駆逐するレコンキスタ(国土回復)運動と時期的に重なり、相乗的な役割を果たした。
16世紀以降、宗教改革などで下火になったが、20世紀の終末に復活した。巡礼証明書(徒歩はサンティアゴまで100㎞以上、自転車200㎞以上)を取得した人数は、1995年 19,821人、2005年 93,924人、2014年237,885人と急増している。(以上、日経新聞記事から引用)
2000年に四国遍路を結願した後、無宗教だがスペインに関心を持っていた小生はサンティアゴ巡礼を願望。2005年に「フランス人の道」を歩き、2007年~10年に「北の道」から「最初の道」に入って、サンティアゴまで辿った。
四国遍路でもサンティアゴ巡礼でも、旅の終わりが近づくと、「もう終わってしまうのか。」と一抹の寂しさを覚え、もう一度同じ道を歩きたいと思ったものだ。


コメント
コメント一覧 (4件)
大島米次郎さん、素晴らしいお便りを読ませてもらいました。青年のような冒険心と行動力に圧倒されました。写真で見るお顔は名古屋工場におられた時よりはるかに若くお見受けしました。益々のご健勝を祈念致しております。神谷明良
神谷さん、拙文を読んでくださり、ありがとうございます。10年前の写真なので若いはずです。名古屋工場では、お教えいただきながらご一緒に仕事を進めたこともあったと、懐かしく思い出します。病を克服されて、今お元気なご様子、ご同慶の至りです。
大島さんの巡礼の旅は堀留会で断片的に何度が伺いましたが、全体を通して、然も写真入りでの紀行文は素晴らしい読み物でした。道中での町の名前、その風景、食べ物の記録、等々、立派な文芸作品だと思います。良く寄稿してくれました、有難う。
寺内安彦
寺内さん、過分のコメントをいただき、まことに恐縮です。お元気にお過ごしになられますよう祈っております。 大島