資産状況は数理債務を2割近く上回るレベルになりました - 年金基金常務理事 平井重信さん

ファイザー企業年金基金は、昨年アニマル・ヘルス事業部門が新会社として独立したことなどにより、年金加入者数が減少し4,748人、受給者数は1,514人、待期者数503人となりました。財政の状況は、アベノミクスなどで先進国の株価上昇の影響を受けて昨年に続き資産運用が好調に推移してきたことにより、見込みの数理債務921億円に対する時価資産額は119%に相当する1,092億円とはじめて千億の大台にのることになりました。
資産運用では、前年度のプラス16.22%に続く15.68%という高収益率を2013年度も記録しました。そこには円安という為替の変動も追い風として影響しました。
基金の資産運用収益は長期的に給付資金の確保に大変重要なものですが、基金の加入者や受給者の状況変化だけでなく投資環境やマネジャー(委託運用機関)の状況が大きく変化しますので、およそ3年毎の基本的な見直しに加えて随時運用先の入れ替えや資産配分の見直しを実施しています。
当基金は国内の企業年金基金のなかでは常に抜きん出た運用実績を記録してきており、10年移動平均で見てみるとそれは一層明らかです。この成績を堅持するために今しばらく前任の熊倉敏夫さんに運用執行理事としてご助力をいただきますので皆さまもご安心下さい。
公的年金をめぐる事情が変化しています。社会保障改革のなかで公的年金の給付額が「特例水準」の解消により段階的に減額されます。また積み立て不足が問題となっている厚生年金基金の廃止が進められています。
なおファイザー企業年金基金では、企業の年金制度や国の年金制度についても情報を収集し、みなさんそれぞれの状況に合わせて、退職後の年金などの受給について、ご相談にお応えしたいと考えています。何かありましたらお気軽にご相談ください。




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