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武豊支部総会・懇親会が開かれました(第2報)

平成24年度社友会武豊支部総会開催に当たり、先ずは支部長下岡釿雄さんから来賓の方、参加者に謝辞が述べられた後、次のような話をされました。
武豊支部は名古屋工場、研究所OB,OGで構成されます色々な職種の人材からなる多様性に富んだ支部であります。いま現在会員数は310名、総会出席者数は150名と今年、激増しており、例年より30人近く増えました。昨年行ったアンケート結果を踏まえて地元半田での開催にしたのが良かったのではと推察しているところであります。
さて、業界ニュース等でご存知かもしれませんが、ファイザー株式会社は、2011年度の業績において、日本法人初の5000億円台達成、前年比19.3%増の5592億円の売り上げ、26年連続の増収という偉業を達成されました。もちろん、2011年度販促会社売上ランクでは2位の武田、3位第一三共を抑えてトップということであります。
26年、この間、会場の皆さんもある時期、頑張ってこの偉業の一端を担いました。振り返ってみると抗生物質に始まり、抗炎症、精神科領域、循環器、癌、今では全領域をカバー、さらには既存薬に加えジェネリックの分野もカバーするに至っています。
この間、新規な作用機序を持つ新薬も次から次へと開発されています。近いところで癌への栄養補給のための血管新生阻害作用を持つがんの薬、スーテント、数年前に承認になった消化管の副作用の少ない消炎鎮痛薬、セレコックス、ニコチン受容体作動禁煙補助薬、チャンピックス等があります。また、医薬業界では、分子も小さなものから蛋白、酵素のような大きな分子量のものへと移行してきており、遺伝子組み換え技術を用いたインターフェロンやヒトインシュリンに加え、やっと日本でもワクチンや抗体薬の開発が活発になってきています。たとえばファイザーではプレベナー小児用肺炎球菌ワクチン、遺伝子組み換え抗体薬で抗関節リューマチ薬、エンブレルなどが日本で承認されています。開発手法も早くからITの導入、ネットワーク化によって発展を遂げ、DNA、ヒトゲノム(人間の全遺伝情報の解読)、いまではこれに基づく癌細胞に特有の分子を狙い撃ちにする分子標的薬の開発に各社しのぎを削り、また、副作用の危険を小さくし、個人個人に合ったテイラーメイド医療へと発展を遂げております。例えば、ファイザーが最近承認取得しましたザーコリ(クリゾチニブ)、インライタ(アキシチニブ)いずれもがんの薬は分子標的薬です。
最新のところでは、連日、新聞紙上でノーベル賞受賞に沸く山中伸弥先生のiPS細胞技術を用いた再生医療、近い将来パーキンソン病や肝臓、心臓、腎臓病患者に福音をもたらすことでしょう。また、この技術によって従来、ラットやマウスでの安全性、薬効試験はより確かなヒト細胞での評価にとって代わることでしょう。ちょっと横道にそれましたが、自国のための開発からグローバル開発、世界同時開発、同時承認、グローバル市場を目指して、日本でもここ数年M&Aの嵐が吹き荒れました。このようにこの26年間の怒涛の変化をくぐり抜け、また、先頭に立って業界を引っ張ってきたからこそ今のファイザーがあるのだと思います。
一方、製薬協のデータですが、日本の医薬品市場はここ10年来、さらに、10年先まで6.6兆円前後、医家向けはその90%の6兆円と市場の伸びは全く期待できません。
リーマンショックから未だ立ち直れず、世界経済が停滞する中でのこの偉業の達成は、この限られた医薬品市場の中でシェアーを伸ばし、増収を確保するための卓越した経営戦略のもと、新薬を送り出す開発から、製造、営業に至るまで全部署が一丸となって努力を積み重ねた結果の産物であります。心から現役の皆さんに感謝の気持ちとエールを送りたいと思います。

われわれ社友会も、年金もこれ一重に本体がうまくいってのものであり、AIJ投資顧問のごときケースを考えると本当に良い会社に勤めたことに誇りを持ち、また、心から感謝の気持ちで一杯であります。我ら社友会は今後とも、われわれができることでの協力、支援の気持ちをもって行動したいと考えております。

その後、昨年のアンケート結果にも触れ、今後も、今年度のアンケートの要望に基づいて、運営していく方針を述べられました。

以下は懇親会の写真の一部です。

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