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MR誕生100年

MR誕生100周年で6万人超に
知っていますか「透明性ガイドライン」!

フロックコートを着て人力車で医家を訪問したといわれる初めてのプロパーが日本に登場した1912年から数えて丁度100年目にあたるのが今年2012年。昨年末ごろから日刊紙の広告や医薬専門誌の特集などであらためてMRへの注目が集まっていますが、いまや62,000人の資質認定を受けたMRが活躍しています。

現在の「MR認定センター」がつくられたのが1995年。97年からMR認定試験が発足し、以来、確実に資格認定を受けたMR数は増え続けているのです(MR白書)。プロパーからディテールマン(DM)、プロフェッショナル・セールス・レップ(PSR)など、医と薬の接点で起こる問題への批判に対応して呼名をいろいろ変えてきたこの仕事もいまではMRという専門性の高い職業として定着してきたといえるでしょう。最近の特徴的な傾向は,女性MRの増加で2011年現在7,859人、10年前の約4倍近くになっていることです。ちなみにファイザーではいま活動しているMRは約3,000人でうち300人あまりが女性だそうです。

医薬の接点にある薬価差問題や接待供応への疑惑が高まったのが70年代。国会で取り上げられてプロパーの教育研修制度が発足したのが80年。公正競争規約の認定を受けたのが89年。制定。MRの納入価格関与が禁止されたのが92年。それにつれてMRの仕事は変わってきましたが、今年4月にはさらに「透明性ガイドライン」というものが導入されました。

端的にいえば、製薬企業と医師・学会・医療機関との連携関係は、医薬の進歩、治療技術の開発、薬剤の適正使用の推進に必要不可欠なものであり、連携関係を深めるためには医薬両者の関係に透明性を保つ必要があるというのが「透明性ガイドライン」だというわけです。何が変わるかというと、①製薬企業が学術研究機関毎に支払った研究開発費年額を毎年公表する、②同じく学術研究振興助成のために提供した寄付金を学会あるいは大学研究室毎に公表する、③同じく医療従事者もしくは教授に支払った原稿執筆料・コンサルタント料を個人別に公表する。④同じく自社製品の説明会・講演会・提供文献の費用総額を公表する、⑤同じく社会的儀礼として支払った接遇費の総額を公表する、というものです。公表は前年度分を翌年に開示します。

ということで、いまではMRが医療担当者などに配れる手帳やボールペンはなく、数を限定された製品サンプル、製品パンフレットが主要なツール、もちろん接待やカラオケ・ゴルフはなしという時代です。OBの皆さん、あなたは「良い時代につとめたなぁ」と思うか。「素晴らしい時代になったなぁ」と思うか、さてどちらでしょう。

一口メモ: いまファイザージャパンの医薬事業は4つのビジネス・ユニットからなっています。①疼痛、循環器、禁煙領域などを担当するプライマリー・ケア事業部門、②リウマチ、感染症、ワクチン領域などを担当するスペシャリティ・ケア事業部門、③がん領域を担当するオンコロジ-事業部門、④評価が確立された長期収載医薬品を担当するエスタブリッシュ医薬品事業部門です。
(文責:T.S.-120408)

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